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HP・情報設計

相談につながるHPへ。見直したい5つの情報

仕事内容・対応範囲・実績・価格条件・連絡先を、初訪問者の視点で点検。抽象的なコピーを具体化する例と、修正する順番を紹介します。

株式会社動画丸
記事「相談につながるHPへ。見直したい5つの情報」の制作イメージ。

「この会社、良さそうだけれど、何を頼めるのだろう」。初めてHPを読む方には、つくる側が思う以上に分からないことがあります。見直すときは、仕事内容、対応範囲、実績・制作物、価格条件、連絡先の5つを探してみてください。

相談ボタンを増やす前に、頼むかどうかを考える材料が見つかるか。そこを見ると、足りない説明を選びやすくなります。

初めて来た人のつもりで、一つのページを開く

検索やSNSから訪れそうなサービスページを一つ選びます。トップページを経由しない方もいるので、そのページから読み始めてみるのがポイントです。

内容をよく知らない社内の方にも読んでもらえると、さらに確かめやすくなります。口で説明を足すのは少し待って、「答えは画面のどこにありますか」と示してもらいます。

↔ 表は左右にスクロールできます。長い表は上下にも動かせます。行と列の見出しを固定しています。

点検項目

読者の問い

見つけたい情報

不足していたら

仕事内容

何を相談・依頼できる会社?

提供する商品・サービス、完成するもの、対象となる人

抽象的な見出しの近くに具体的な仕事を一文で足す

対応範囲

自分の依頼も対象?

対応地域、主な作業、含む内容と別途相談する内容

対応するものを先に示し、条件はその近くへ

実績・制作物

どんな仕事を、どこまでした?

実物、依頼の目的、担当範囲。実案件・自主制作・作例の区別

写真のそばに確認済みの役割を添える

価格条件

いくらを考えればよい?

確定料金、税区分、含む内容、追加・継続費。個別見積もりなら変動条件

金額だけでなく、何の条件の金額かを示す

連絡先

どこから、何を伝えればよい?

電話・フォーム、受付案内、必須項目、送信後の案内

目的の窓口へ直接つなぎ、入力に必要なことを短く示す

各項目を「見つかった/見つけにくい/情報がない」で記録し、場所のURLや見出しを添えます。同じ「分からない」でも、情報があるかどうかで直すところは変わるんですね。

対応範囲が載っているのに見つけにくいなら、リンク名や置き場所を見直します。情報そのものがなければ、担当者に事実を聞いて本文へ加えます。

抽象的なコピーを、判断できる説明へ

次は、説明の書き換え例です。自社で使う場合は、実際に行う仕事や確認できた条件へ置き換えてください。気に入っている見出しを残して、その近くの本文で具体的に説明する方法もあります。

  • 変更前:「お店の未来を支えます」変更例:「飲食店のメニュー表と店頭ポスターを制作します。既存写真の整理、原稿、印刷手配は必要な範囲を選べます。」

  • 変更前:「安心のトータルサポート」変更例:「HPの原稿整理・デザイン・公開設定までを担当。撮影と公開後の更新代行は、別途ご相談いただけます。」

  • 変更前:「詳しくはお問い合わせください」変更例:「印刷物の費用はサイズ・部数・紙・制作範囲で変わります。希望の使い方と部数をお知らせください。未定の項目も相談できます。」

料金が決まっていれば、条件と一緒に金額を見せられます。何でも問い合わせないと分からない状態にしなくてもよいですね。実績も、成果の数字がなくても、実物と担当範囲が分かれば仕事を選ぶ材料になります。

直す順番は、連絡できない箇所から

  1. 連絡の支障:リンク切れ、違う電話番号、開かないフォーム、古い受付案内を先に確認する。

  2. 依頼の判断:仕事内容と対応範囲を具体化し、自分が対象か読めるようにする。

  3. 比較の材料:実績の役割、料金と適用条件、不足する説明を補う。

  4. 読みやすさ:重複する文章を短くし、見出し・リンク名・スマートフォンでの配置を整える。

直したら、最初に選んだページで同じ5問をもう一度確かめます。答えを画面から見つけられるようになったかが、今回の点検の目安です。フォームは、表示の確認と、送信・保存・通知の確認を分けて行います。

自社サイトの例:内容を読んでから相談する入口

動画丸の制作中HPにも、困り事ごとの入口に「対応内容を見る」と「この内容で相談する」を置いています。制作途中のHPについて知りたい方が、対応内容を読んでから相談へ進めるようにした形です。

動画丸TOPの相談カードの実画面。各困り事に対応内容を見るリンクと相談するリンクを配置

画像は2026年10月10日時点の自社画面です。説明ページと相談フォームの入口を分けた変更として紹介しています。問い合わせが増えたかどうかを測った事例ではありません。

点検の結果から、「情報がないうえに、依頼の判断や連絡に関わるところ」を選ぶと、修正の順番を決められます。初めて来た方が知りたいことに、ページの中で答えられているか。その視点で見ると、今あるHPにも改善できる場所が見えてきます。

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